あのつぶつぶは何?ケーパースは花のつぼみです
地中海料理に欠かせないケーパース
ケーパースはスモークサーモンの付け合わせでよく見かける、あのつぶつぶです。ケッパー、ケイパー、カープル(フランス語)とも呼ばれます。
日本では食べるものというよりも付け合わせのようなイメージがありますが、地中海料理には欠かせない素材のひとつ。オリーブ、アンチョビと並んで三種の神器と評されています。イタリア・サリーナ島で採れるケーパースはとても香りがよく、粒が締まっていて質が良いとのこと。化学肥料や除草剤などを使わずに、自然の環境に近い形で育てられているからでしょう。ケーパースはシチリア島だけでも100種類もあるそうです。
http://prezzemolo-creapasso.blogspot.jp/2010/04/blog-post_27.html
ケーパースはつぼみのうちに摘み取ります
ケーパースは旧約聖書にも登場するほど歴史の古い食材で、医学の父といわれるヒポクラテスや哲学者のアリストテレス、植物学者のテオフラストスなどの著書にも登場します。
5月から8月の間が収穫期。花が開かないつぼみのうちに摘み取りますが、このつぼみは10日間しか閉じていません。小さなつぼみをひとつひとつ手で摘み取るのはとても大変な作業です。つぼみの膨らみ具合を確認しながら摘むのですから根気がいりますよね。
摘み取ったら花が開かないようにすぐに塩漬けに。塩漬けの具合にもよりますが、1〜3年はもつそうですよ。
http://lacasamia2.exblog.jp/3057067/
知っているようでよく知らないケーパース
塩漬けよりも酢漬けのケーパースの方がなじみがあるかもしれませんね。とはいっても、日本人にはトッピング的なイメージしかないでしょうか。
本場イタリアでは、ケーパースを調味料の様にして使います。ペーストにしたり、肉や魚をケーパースと一緒に煮込んだり、野菜と一緒に和えてサラダにしたりと使い道は無限大!ケーパースの使い方をマスターしたら、料理の腕がグンと上がること間違いなしです。
ケーパースは小粒なものほど質が良いとされ、7mm以下のものがもっとも上質なんだそうです。買う時は粒の大きさをよく見て、小さいものを買いましょう。
http://www.japanitalytravel.com/back/sicilia_shoku/2011_05/05.html
ケーパースって豆じゃなくてつぼみだったの?という方もいるのでは。日持ちのする食材ですから、ひと瓶買ってあれこれ料理に取り入れてみてはいかがでしょう。
https://adesivoqualita.com/2013/07/27/%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93%E3%80%80%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC/
http://www.orcio.jp/?page_id=3375



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