アジアの山水に抱かれて~豊かな烏龍茶(青茶)の世界~

福建と台湾を中心に~歴史ある青茶~

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日本で烏龍茶と言われたら、茶色くて香ばしい中国茶の代表と目されるお茶です。
しかし実際には中国の福建省や広東省、或いは過去にこのエリアから移住した子孫が国民の大部分を占める台湾で飲まれているお茶の一種であり、更にその茶水の色も必ずしも茶色であるとは限りません。6大分類上では「青茶」とされる様に、実は緑茶に近い瑞々しい緑色が生えるものも多く存在します。これは火入れや茶葉の酸化度を製造過程で調整する結果であり、そのバリエーションは数限りなく存在します。
しかもどのお茶も標高が高く、霧が立ち込める絶景を誇る山中で栽培・生産されてきた歴史があるため、近年では茶畑そのものの観光も盛んです。

http://goo.gl/lNyLt6

ユーラシア大陸における青茶~エリアごとの味わい

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ユーラシア大陸での青茶の生産地は、福建省北部の武夷山、南部の安渓県、広東省の潮州市の3つに代表されます。
武夷山産の武夷巌茶は発酵時間が長く、乾燥時の火入れが強いことで生まれる濃く茶色い茶水とふっくらとした風味のお茶が多いのが特徴です。反対に安渓産は鉄観音に代表されるように発酵時間が短く、水色は黄緑色、加えて球形に丸められた形状のものが有名です。濃く厚みのある武夷巌茶とは正反対で、さっぱりと爽やかな蘭の香りが楽しめるお茶です。最後に広東省と言えば鳳凰単叢(ホウオウタンソウ)。花蜜の甘い香りの立ち上る薄い茶色の茶水とふくよかでさっぱりしたのど越しが同居する、烏龍茶の女王とされるお茶です。

http://goo.gl/HGAah4

台湾青茶~亜熱帯の気候に吹き込む、さわやかな風味

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では最後に台湾の青茶についてみていきましょう。
台湾で生産される青茶の殆どが、前出の福建省安渓県系のさわやかな風味が特徴のタイプのお茶です。これは16世紀頃に福建省から台湾へ茶樹が持ち込まれて以来、今日に至るまで安渓式の発酵時間の短い製茶方法が受け継がれてきたことによります。
その結果有名な凍頂烏龍茶、金萱茶(キンセンチャ)等に代表される華やかで瑞々しい香りを大事にしたお茶が多く生産されています。また害虫を逆利用した特殊な生産方法で有名な東方美人茶などもあり、こちらは鳳凰単叢のような薄茶色が特徴的なお茶。
その品質の良さは帝国主義時代に英国に多く輸出されてきたこともあって世界的に認知されています。

http://goo.gl/3F9vO9

産地や生産方法で趣が大きく異なる青茶。
風味の好み、その日の気分に合わせていろいろ楽しんでみたいものですね。

http://goo.gl/maLxBX
http://goo.gl/vA7gM0

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