古道の育んだプーアル茶(黒茶)

交易の培ったプーアル茶(黒茶)

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ダイエットや健康管理に良いとされる黒茶。
じつはこの黒茶、長い時間をかけて中国内陸部を旅するうちに生まれたお茶なのです。
植物が育たない砂漠エリアに住まうモンゴル・チベットの人々にとって、お茶は植物性の栄養を得るために欠かせない存在でした。南宋の頃には内陸で盛んに生産されていた馬とお茶を交換する茶馬交易が行われ、お茶は雲南省のお茶の集積地の普洱(プーアル)から運ばれたのです。当初は緑茶として積み込まれたお茶も、風雨に曝される荷車に揺られて数百キロにも及ぶ険しい道を辿るうちに、微生物を蓄え徐々に黒く発酵していきました。
結果としてこのような微生物を初めとした発酵が、あの独特な風味と効能を生んだのです。

http://goo.gl/BXbqM3

プーアル茶のタイプ~塾茶と生茶~

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実際にプーアル茶にはどのようなタイプがあるのかというと、大きく分けて塾茶(黒茶)と生茶の2種類が存在しています。どちらも一旦雲南大葉種を使った緑茶として製茶された後、塾茶は渥堆(アクタイ)と呼ばれる人工的な微生物発酵工程を施され、生茶は発酵させられずに一般的なプーアル茶と同じく丸い餅型に形を整えて製品化されます。
塾茶は黒茶の名前をそのまま体現したかの様な黒っぽい栗色の茶水が特徴です。味はまったりと濃く、乳酸菌等の働きによって醸し出されるまろやかな香りがします。
一方で生茶は発酵過程を経ずに数年寝かされるのが基本であるため、塾茶のような独特な風味は無く、むしろ緑茶由来の花の香り・苦みが楽しめます。

http://goo.gl/cVk2yJ

嬉しい効能~体を労わるお茶として~

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古来より肉中心の食事を多く摂取するチベットでは高血圧・高血糖・高コレステロールによる病気の罹患を防ぐ為、長い歴史の中でプーアル茶を食卓に取り入れてきました。その食文化における重要性は「食事を欠かしてもお茶を忘れるな」と言わしめた程。
またプーアル茶の効果は現在の医療現場でも認められており、特に動脈硬化を引き起こすコレステロールの値を下げたり、微生物発酵による酵素が血中の糖の代謝を助けることから糖尿病2型にも効果があることが研究によって実証されています。
この他の効果としては脂肪の吸収を抑え、摂取した脂肪を体外へ排出するという機能もよく知られており、まさに万人のための健康管理に役立つお茶と言えます。

http://goo.gl/Wa9BRo
http://goo.gl/GPMhGz
http://goo.gl/05z5dl

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